長女の日々(・∀・)

田舎と都会の狭間で生きる

おぼちゃんの功罪

論文撤回して、私はなんのために研究してきたのかと話されたとか。

私も同感だ。いつも何のためにやってるんだろうと思う。でも、おぼちゃんは派手過ぎるというか、コピペし過ぎだ。

倫理的にしてはいけないのだ。そう早稲田でも、理研でも、Natureでもそれは大大大前提だ。でも、やっていた。彼女だけの問題ではないけど、彼女はAuthorなのだから、論文に責任がある。

どうしてこんな問題になるんだろうか。マスメディアの議論は全く別の所にあるし。彼女がふつーのアラサーに見えたからおかしなことになってるのか。

おぼちゃんのおかげで、アカデミアは喧々囂々、どうしてくれんだよ。私の知り合いのご兄弟も理研にご勤務されているが、真面目に働くのが阿呆らしく思えるのではないだろうか。心配だ。

普通の人は、おぼちゃんが今後どうなるか心配になるらしい。顔も売れ、悪事も売れた。

その度に、論文の中で一語一句で苦しんでいる自分は、あんな派手なコピペをした人は普通の人間ではないと確信する。
きっと、また強く生きていけるはず。

研究の世界はつくづく変態と変態の作り上げる奇妙な文化と利権で成り立っていると感じる。

さようなら、おぼちゃん。