長女の日々(・∀・)

田舎と都会の狭間で生きる

Nicole in BALI 2

たーんと時間が空いてしまったけれど、
話の続き!

テンションの高いドイツ人の女性(名前は聞いたけど忘れた)は、食事の最中、何か気分が高まると、私にサインを送ってきたけれど、私は笑顔を返すだけだった。

バリ舞踊が目の前で繰り広げられ、ディナーは盛り上がった。そろそろ、帰りはじめるテーブルが出始める頃、事件は起こった。

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女性の連れが意識を失い、嘔吐したのだ。2m近いドイツ男子の嘔吐は派手だった。辺りは騒然となった。テンションの高い彼女も困っている。

私は医療系である。辺りも怖くてひいていた。バカンスであるが、行かねばと思い近寄った。なんとなく、どーしてこんなコトになってるかは、すぐに想像がついた。

息はしているけど、顔面蒼白なので、脈を取ると不整が著しい。こりゃー  吐くなーと思っていると、ドイツ人の彼女が、

「シガレットしか吸ってないのよ。シガレットしか!彼の名前はNicoleだから、ニコチンにヤられたのよ…」とやっぱりhappy....お前ら、別のもんだろ?吸ったのとすぐに分かった。

私はルックスはとても良いのに、残念なコトになっている彼女の連れの耳もとで、「息しろー‼︎」と小さく叫んで、肩を叩いた。すると、直ぐに目をあけた。意識は問題なし。

彼も私に、

「お酒はそんなに飲んでないし、料理がスパイシーだったのかな…あとは、シガレット…」

バーカそれだろ!と思ったが、相手は一応、不整脈頻出の状態の悪い人間である。

でも、周りのホテルスタッフは怖くて近寄れず、マネージャーとおぼしき人も出てきた。私は状態を説明し、対処方法を伝えた。

最後に「旅の恥はかき捨て」の精神は日本だけではないんだなーと思ったので、
ゲロを吐いている彼にむかって、


私    「あんた、いくつ?」
ゲロ「34」
私    「もう、無茶できないわよ。結婚し  てるの?」
彼女 「ほんとんどしてるのと同じ♥︎」
私    「彼女と結婚すべきよ、あんたにはサポートが必要よ(怒)、わかった?」

と先進国の問題は先進国で片付けようと嫌味を言った。

ゲロ「GOT CHA!!」

古い表現だなー  あとから、よくもまぁ、あんなデカイ男に嫌味を言ったもんだと思ったが、ゲロに雰囲気をぶち壊された怒りがそうさせたことにしよー

にこちん、ニコール、ドイツでキチンと働いてるといいけど。多分、残念だな。