長女の日々(・∀・)

田舎と都会の狭間で生きる

あなたの死とわたしの死

死という単語を使うのは、驚く方もいると思う。タブーなのかもしれません。でも、私が勉強していて痛感するのは、日本人は平均的に、死の話はタブー視する一方で、個々人の中ではとても深く考えているように思うのです。欧米は死の話をアジアよりは、しれっと話す。

欧米化したために、日本人も少しずつ変化はしてきました。欧米みたいに話せば良いとも全く思いません。でも、話すべきことがあるなら、きちんと話し合うべきだと思います。キリスト教では、死者は神様の元に行くので、また、みんな後で会う感覚なのか、明るい印象がある。けれど、最近の日本人は仏教風になってるだけで、実際には科学的で肉体の死と考えているんではないのだろうか。日本人と言うと語弊があるけど、一般的には日本人の宗教感は希薄だと思う。

死へ向かう先にあるものをどう捉えるかで、臨死の人の死へ恐怖は異なるだろうし、現世に残された故人とご縁のあった人の喪失感が異なると感じた。