長女の日々(・∀・)

田舎と都会の狭間で生きる

えいぶらはむ・りんかーん

アメリカから戻った。まだ時差ぼけが抜けないけど、飛行機内で寝ずに映画を沢山見たのが功を奏し、うまくリズムを修正できている。

 

機内でリンカーンを見た。良い映画だった。今回、WashingtonDCにも出かけ、スミソニアン博物館(英語ではInstituteになっていた)で南北戦争やアメリカの歴史を知ることができたので、尚更良かったのかもしれない。このタイプの映画はしっかりと歴史理解をしていないとストーリーを理解しづらいんではと思う。

 

ダニエル・デイ・ルイスがイギリス人なのも良かったのかもしれない。歴史に忠実に役をなぞっているのが好印象である。アメリカ人だと気負っちゃってだめなんではと思った。

日本でいったら徳川家康位の人だろうからね(日本は歴史があるので偉人は何人もいる。アメリカは歴史が浅いので、19世紀の人が偉人になりうるのである)

 

南北戦争もこれまでは、ぼやーっと北と南が絡んだとしか理解していなかったけど、背景にはお互いの文化や利権が深く関わっていたのね。これを踏まえて、帰国して日本のTPPの報道を見てると「利権」ねーと思ってしまう。

 

トミー・リー・ジョーンズもすーーーごーーーーいかっこ良かった。人相が悪いのでこれまで、粗野な役者と思っていた。老いぼれ政治家ではあるが、重要な役を見事に演じきっていた。映画であっても、あんなにしっかりと含蓄のある言葉を見てる人の心に染みこませることができるのがかっこいい。と思って調べるとHarvard出身なのね!アル・ゴアとはルームメイトだったそうだ。政治家でもおかしくない人なんだ。

 

レ・ミゼラブルといい、リンカーンといい、最近歴史物に弱い。